ビジネスをリスペクトし、壁を作らず周りと関わり自走する。プレイドの経理の仕事とスタンス
プレイドでは、一般的にコーポレートやバックオフィスと呼ばれることが多い役割を、”事業を加速させるために必要なことを考えて実行する”という姿勢に重きを置く意味も込めて”アクセラレーター”と呼んでいます。
今回は、経理を担う中尾 有沙と羽野 ひかりに、現在の業務内容や、プレイドにおける経理の動き方や求められること、働く中で大切にしている姿勢などについて話を聞きました。
営業から経理に転身し、経験を積んでプレイドに
――まずは簡単に自己紹介をお願いします。
中尾 : プレイドの経理組織、Financial Control Teamの中尾です。新卒では、ヤフー(現在のLINEヤフー)に入社し、最初3年弱は広告営業をやっていたのですが、自己申告の異動制度を利用して未経験ながら経理組織に移りました。
最初は熱意だけで右も左もわからなかったのですが、毎年新卒が入る文化ということもあってか育成体制がしっかりしている会社だったので徐々に経理の仕事に浸かっていき、単体決算や税務周りを担当していました。多彩な事業を持つカンパニー制だったこと、頻繁にローテーションする文化だったこともあり、BtoBの広告やBtoCのコマース、そしてエンジニア組織など多岐にわたる事業の経理も担当させてもらえました。
ヤフーには10年ほど在籍し、2022年5月にプレイドに転職しました。経理歴としても10年くらいになりますね。
羽野 : 同じくFinancial Control Teamの羽野です。たまたまなのですが、中尾と同じくキャリアのスタートは営業ポジションでした。SaaSを手掛ける企業でセールスなどを担当していたのですが、その会社が上場準備を本格化する際にビジネスへの理解や経験があるメンバーを経理にしたいという話があって。商業高校出身で、大学が経済学部だったことで私に声がかかりました。
最初は数字を整えていく部分から、徐々に監査法人とのやり取りなどを担うようになり、無事上場を果たせました。上場を終えられたことで、次の経験がしたくなり、2022年にBtoCのサブスクリプションモデルの事業を展開するベンチャー企業に転職しました。CFO直下で、ファイナンスから総務や法務のような役割もやっていましたね。その後、2023年4月にプレイドに入社しました。
――プレイドに入社した経緯を教えてください。
中尾 : 私の前職は元から大きな会社でしたが、在籍している間もどんどん成長して、地方に財務オペレーション拠点の立ち上げなども行いました。その規模ならではの仕事もできたのですが、その分、仕事や役割が細分化していった側面もあって。もっと幅を持った仕事や働き方がいいなと感じるようになり、組織があまり細かく分かれていない、かつビジネスが面白いと思える企業として、いくつかのIT企業を見ていました。
私自身、新しいビジネスの企画相談がビジネスサイドから来て、一緒に開拓・整備していくのが楽しいと思うタイプです。今のプレイドの環境は新しい変化が続々と来るので、いいキャリアの選択ができたと思っています。
羽野 : 私は前々職で、IPO準備からIPOを経て、特に経理領域において厳しいルールでビジネスと向き合うスタンスになってしまっている点に、個人的に課題感を感じていました。なので次の環境では、会社として守るべきことを守りつつもビシネスや会社の成長を加速させるような、自分のバランス感とマッチするコーポレートを担えることを重要視していました。
実は1社目で上場準備をしていた際に、プレイドのnote(プレイドIPOの軌跡)を読んでいて、いい印象を持っていたんですよね。今でもいわゆるコーポレート機能の役割を、アクセラレーターと呼んで定着している。会社から求められる、自分たちが自認するスタンスが、守るところは守りつつ加速を支えるというのが好きなところです。
そして、前職で次のキャリアを考え始めた頃に、ちょうどスカウトメッセージをもらい、中尾と面談で話して、またnoteを読み返して、そして、忙しくて返信を忘れて(笑)。最後は、前々職の元同僚からもプッシュされて、転職を決断しました。
最終の面談は代表の倉橋だったのですが、型にはまらないけどブレないスタンスにも惹かれました。急に大変で抽象的な依頼とかもあるんですが、今まで考えていなかった根底の観点まで考え直したりできるので、面白い環境だと感じています。
当たり前を全力で満たしつつ、優劣や壁がない経理の立ち位置
――現状の体制や、お二人が担っている役割について教えてください。
中尾 : 2025年の1月から組織構造の再編があって、Finance Departmentというお金周りの機能でまとめる組織ができました。Finance Departmentには、Corporate Planning FP & A Team、Corporate Finance & IR Team、そして私たちが担うFinancial Control Teamがあります。Financial Control Teamは、採用情報にも記載があるように以下のような財務経理の役割を担っています。
単体決算(月次・四半期・年度)
子会社経理のサポート(月次・四半期・年度)
連結決算
開示資料作成(有価証券報告書、四半期報告書、決算短信等)
監査法人対応
税理士対応
内部統制対応
業務プロセスの整備・構築、標準化・仕組み化の推進、及び各種プロジェクト推進
各種会計・税務論点の検討
羽野 : 新しいビジネスというのは、例えば社内起業された事業「STUDIO ZERO」や、プレイドのプロダクトの導入・活用を人的に支援するプロフェッショナルサービス「PLAID ALPHA」などです。従来プレイドには存在しなかった商流やビジネスモデルの事業が立ち上がる際は、企画・立ち上げ段階で私たちも加わり、一緒に事業の検討や立ち上げを行っています。
他にもプロダクト内に新しい料金モデルができる場合や、2024年9月にリリースしたプロダクトアナリティクスツール「Wicle」など既存モデルに近い構造を持っている新プロダクトができる場合なども、立ち上げ段階で私たちが財務経理観点のレビューや伴走をすることになります。この会社規模にしては、新しい動きが多い会社だと思いますね。
中尾 : 二人の役割分担は、羽野がプレイド単体で、私がグループ連結という担当になっているのですが、実質相互にフォローし合いながら対応しています。アシスタントさんは現在5名居て、3名がプレイド単体・2名がグループ会社の担当をしてもらっています。
グループ会社は、プレイドからスピンオフした会社が2社あり、株式取得して合流した2社も規模やフェーズや内部体制も異なる状態です。必要に応じて、財務経理機能のサポートや業務自体も担いますし、グループとしての統制やガバナンスの設計もしています。ここは、まだまだこれからの部分で、どう関わっていくかみたいなところから一緒に考えられることは貴重ですし、今後さらにグループが広がる可能性もあり、多様な機会があると思います。
羽野 : 2024年期に通期黒字化したこともあり、財務経理としてもますます当たり前に成すべきことのハードルが上がっていきます。グループ会社も4社4様なので、一つのルールで縛れないのが難しさもあり面白さでもあります。相手方の状態がバラバラであるがゆえに、一律に動けるわけではないので、どういう関わり方をするかが検討課題ですね。
――普段の業務を進める中で、どういう工夫や分担を行っていますか?
羽野 : まず当たり前なのですが、財務経理として必ず守らなければいけないことを確実に満たすことが最優先です。法定開示のためのタスクや監査法人とのやり取りなどは、何が何でもいつまでにやるかを明確に定めて、チーム全体でパワーをかけて取り組んでいます。
他にもやらなければならないこと、中長期的に取り組みたいこともたくさんあって、優先順位は常に話しています。長期的な話をするときは何年後を見据えて、いつ頃に動き出そうとかを話して優先順位付けをしています。
ただ、現状はやらなければいけないことでほぼほぼ精いっぱいという状況になっているので。新しく背中を預けて一緒に働けるメンバーの採用にめちゃくちゃ力を入れていきたいと思っています。
中尾 : ここのところグループ会社が年1くらいのペースで増えていて、各社との向き合いや取りまとめの仕組みを考える必要があります。また、プレイド単体でも先ほど触れたように、新しい事業モデルが増えたので、それぞれ会社が増えたような感じですね。監査を担当いただいている監査法人の方々の稼働数も増えていますし、肌感覚だとこの2-3年で、やらなければいけないことが倍くらいにはなっている気がします。
――相当に忙しい印象を受けますが、実際の働き方はどうですか?
中尾 : 働き方や時間の使い方は柔軟なので、夜遅くまで頑張った翌日は遅く出社したり、締めが終わったあとは少しのんびり働いたり、忙しい中でもチーム共有会はコーヒーを飲みながら談笑したり、割と明るく過ごせていると思います。性格やチームの雰囲気の問題な気もしますが(笑)。
羽野 : 中尾と私も、アシスタントの皆さんも性格的に明るい・前向きというか、責任感はありつつも忙しい時でも笑いながら働いていますね(笑)。みんな確実に大変なんですけど、ストレスを貯めない、無闇に撒き散らさないというか。どうしても発生する深夜対応で、私たち以外のファイナンスメンバーも揃っているときが、ランナーズハイ的に一番賑やかだったりもします。
ファイナンス組織内や会社内で優劣や壁がないのは、働きやすいポイントかもしれません。経理よりIRが強くて情報も共有されないとか、あの事業部門長の言うことは絶対とか、そういう偏りがプレイド内にはないので、意味のある活動ができている実感があります。むしろ「経理側でこんなまとめ方で情報を作ってくれると嬉しい」などFP&Aが気軽にリクエストしてくれる、そういうのが嬉しいですね。
従来から意識的に横連携を作ろうという意識や座組もあって、「ファイナンス民の会」という会議が週に1回あったり、Slackにも:finance_taminokai の絵文字があったりします。
中尾 : 先ほど触れましたが、Finance Departmentに所属する3チームが、お互いの考えていることやフォーカスしている活動、時には細かいオペレーションまでも共有連携し合うことで、重複業務を統合して会社目線での無駄が省けたり、綺麗な業務フローをつくれるなどメリットがありますよね。ともすると、ファイナンス系の部署の間で距離があり、決算発表を経理では見ないという会社もあると思いますが、私たちはみんなで作った決算という自覚があるので。会社が出している数字に最後まで関わるからこその責任感とやりがいになっていると思います。
あと、案件での関わりは、法務や労務との方が圧倒的に多いので、意識しないと組織の拡大に伴いファイナンス内の連携が薄くなってしまうと思うので、能動的に連携するようにしています。
ビジネスから求められる、貢献が感じられる存在
――改めて、業務内容や範囲について教えてください。
中尾 : 基本的には、「上場会社の経理」が担うべき業務をすべて、決算対応から法定開示資料作成まで網羅的に対応しているとイメージいただければ良いかなと思います。あと、社内で発生する経理にまつわるプロジェクトとかを持ったりすることがあります。例えば、社内ITチームと連携して経理が絡むワークフローシステムの企画とか、コンサルティング事業の工数管理の仕組みの構築とか。
こういうものは、他部門から相談が来ることもあれば、何か数字のエラーを見つけてそこから課題を見つけてコミュニケーションすることもあります。会社の飲み会に参加して、そこで聞いた話でめちゃくちゃ本質的な課題を見つけることもありますね。
羽野 : ちゃんと上がってくる課題ばかりではないので、コーポレート部門の情報共有の中でパスをもらったり、ビジネス部門の動向や契約をみていて見つけることもあります。現在、コンサルティングサービスのほとんどの契約は私たちも目を通しています。契約書を読んで、経理としての読み解きと課題の発見などができないとダメなので、ここはプレイドの経理として働く必須要件な気がします。
――二人が印象に残っている仕事や事例を教えてください。
中尾 : 私が印象的だったのは、入社直後に提案した経費精算システムのリプレイスが、特に誰からも抵抗を受けずに着々と進められたことですね。もちろん、こうした方が良いという課題や意志があっての提案だったのですが、入ったばかりのメンバーの意見を前向きに受け取るスタンスというか。割と昔からこうやっててとか、仕組みが変わると覚えるのが大変とか、そういう反対がある環境もあると思うんですが、全くと言っていいほどなかったんですよね。それで良くなるなら、どんどんやっちゃってという感じでした。
これは経理領域に限らずですが、内部的な変化も多い会社なこともあり、新しい仕組みの導入にも前向きな人が多いと思います。目的がはっきりしていて意味ある改善につながれば、進行を支援してくれる動きや雰囲気があります。
あとは現在進行系のプロジェクトですが、グループとしての経理の仕組みづくりは、これから私たちの本丸的な活動で今後印象に残っていく仕事になると思います。
羽野 : 統一とカスタマイズのバランスというか。それぞれの会社のビジネスモデルも体制も異なるので、会社によって財務経理上のフォーマットやオペレーションが違います。ビジネスに合わせたフォーマットにしないと数字の精度が上がらないので、無理やり統一することは本質的ではなくて、一方でできる組織や人が足りないなら型化する必要もあったり。
結局は、連結パッケージとして正しくスムーズにやれれば良いので、システムが全部一緒である必要はないんですよね。2024年に行ったグループ全体の内部イベントで代表の倉橋が「グループ経営を機能させるための、適切な制約設計」という話をしていて。環境設計において制約を最小化する・できる状態を保つことの大切さの話だったのですが、まさにそれかなと思っています。
――プレイドで経理を担う立場として、意識していることはありますか?
羽野 : 役割上、ルールや仕組みをつくることもあるのですが、本質の解決にならないただのルールを作るだけでは、浸透が難しいと感じることはあります。ルールをつくることが目的ではなくあくまで手段の一つなので、本質的な課題を見定めること、読み解くこと自体を意識しています。
ただ、ビジネス側から経理やコーポレートへのリスペクトも感じていて。たぶん相談しやすい存在だとは思ってくれているようで、私たちに情報共有するとめんどくさいから黙っておこうということは、発生しません。大小さまざまな質問や相談がいろいろなメンバーからフラットに届くので、良い関係性で居られているのかなと思っています。
相対しづらい存在と思われると良いことはないので、聞きやすい・壁を感じさせない存在であることは、強く意識して振る舞っている部分でもあります。私たちのチームだけではなく、コーポレート機能を担う組織に共通して、そのスタンスを持つメンバーが多いと思っています。
――どういう成果や瞬間に、最もやりがいや楽しさを感じますか?
中尾 : やっぱり開示が終わった瞬間は、ゴールテープを切った達成感はありますよね。すぐ次のレースは動いているんですけど(笑)。あとは、IRチームが決算発表を終えて、株価が上がったりすると嬉しいですよ。
羽野 : 関わるビジネスメンバーからお礼やフィードバックが届いたり、飲み会に誘ってくれることもあったりすることも、結構嬉しいですね。「ここが解決できて助かった」とか直接言ってくれる人も多いので、わかりやすくやりがいに感じます。逆に、「なんでこれはできないんですか?」と聞かれることもありますが(笑)。気付かされることも多いですし、説明すれば皆さんわかってくれるので、率直なやり取りが当たり前にできる間柄は働いていて楽しいです。
中尾 : 会社の意向を汲み取った会計処理を考えられた時は、会社の成長に貢献できているという手応えを感じます。大原則やルールに準拠しつつ、もっと考え直せるところはないか、常に考えていることが多いですね。
会社と事業の成長を間近で、共につくる手応え
――経理としてのキャリアを考えて、プレイドで働くことで得られることは何でしょうか?
羽野 : 上場会社でありながら過渡期という状態・状況は、面白いと思える人にはいい環境だと思います。企業としてのベースラインを確実に守りながら、新しい攻めやビジネスや組織を一緒に作っていけることは、私たちにとって有意義な経験になっています。
あとは、グループ連結の財務経理をやりたい人にも、おすすめですね。現状のグループ構成に対してもまだまだこれからな段階ですし、今後の機会も多いと思います。人が少ないことはもちろん大変なのですが、だからこそ幅広くやれているという観点もありますね。
中尾 : プレイドの経理は、会社の成長を身近で見られるポジションだと思っています。ビジネスにしっかり寄り添いたいと思っている人や、会社やビジネスの成長に貢献することが目的で、その手段として経理という役割に立っている人には、やりがいを持っていい時間を過ごせる環境だと思います。
あとは経営メンバーや働く人の考え方が面白いですね。例えば、最終面談で代表の倉橋が足元の数字の話をほとんどしなかったことが印象に残っていて。経理としてはもうちょっと見てほしいなって思う瞬間ももちろんあるんですが(笑)トップが不確実な未来を見ているのは良いことかなと。
羽野 : より本質を見ようという思考は身につきますよね。経理としての当たり前を疑うというか、「その規程って、本質的にはなぜ必要なんだろうね」みたいな問いをしてきたり。プレイドとしてありたい姿や実態との関係をそもそも考えることも多くあります。
抽象的で仕事は増えるし難しいんですが、法務や労務や他のファイナンスメンバーとかも巻き込んで、実際はどうすべきなんだろうという議論をするのは、プレイドの面白さだと思います。
――プレイドの経理に求められる要件は?
中尾 : まずは変化を恐れない、むしろ好きな人。そして、自走力があること。自分で課題を発見して、改善に向けて社内を巻き込んで動けることは大切です。また、改善していく上では、バランス感覚も必要だと思います。ルーティンワークを型通り進めることには飽きを感じてしまうような人にとっては、まだまだ課題がたくさん転がっているので(笑)。ワクワクする環境だと思います。
羽野 : 裁量はめちゃくちゃあるので、自分で考えて動けることは大切ですよね。あとこれは具体的な条件になりますが、直近加わってほしい人の要件としては、上場準備N-2期以降・上場会社・上場会社子会社のいずれかの経理経験がある方だと嬉しいと思っています。私たちと肩を並べて決算・開示や内部統制まで上場会社としての経理業務をやりつつ、新規商流検討やグループ経理構築などをやってほしいと思っています。
中尾 : あとは、ビジネスへの本質的な理解やリスペクトを持っている方がマッチすると思います。私たち自身経理という役割の重要性も意義も感じていますが、あくまでもビジネスやその成長のための手段や機能なので。稼ぐことの苦労や会社や仕事がビジネスありきであると思えている方が良いと思っています。
あくまで想定ですが、次に加わっていただいた方には、決算期は一緒に連結をやりつつも、まずはプレイド単体の決算からお任せしたいなと思っています。プレイドのカルチャーや仕組みを理解いただき、その後徐々にグループ会社も分担で担っていただけるといいなと。まずは、プレイドのバランス感覚や緩急のつけ方を身につけてから、その人の得意や想いを発揮していける役割を一緒に探っていきたいですね。
会社を推進させつつ、経理の組織としての進化も
――最後に、二人それぞれの中長期的な目標を聞かせてもらえますか?
羽野 : ちょっと抽象的な話なのですが、社内の迷子を減らしたいと思っています。先ほど利点として挙げた相談しやすさなのですが、実情相談しなければわからない・進めないという環境でもあるということです。この辺も仕組みをうまく作って、相談する人もされる人ももっと本質的な活動に時間と頭を使えるようにしていきたい。
これは、経理というかコーポレート機能全体でもそうですし、プレイドという会社全体にも多くある観点なので、もっと推進力が出せる環境に変えていきたいですね。
中尾 : 先の話になりますが、会社の成長に合わせて徐々に経理組織も大きくなってくると思います。その頃には、明確な役割分担をして組織として動かなきゃいけないときが来ると考えています。目の前の課題やタスクを拾い合って前に進むのではなく、会社が進む長期的な目標に合わせ、優先順位も考慮して計画的に安定的な活動ができるようになるとより良くなるかなと。
そうすれば、ビジネスにおける攻めを支援する活動がしやすい状態になると思います。組織が大きくなっても、根本的なアクセラレーターというマインドは忘れずにいたいですね。
あと、組織が拡大した際には、人を育てられる組織にもなるべきだと思います。プレイドのビジネスメンバーから異動、新卒採用などといった事例を作っていけるような育成できる余裕が出ると理想的ですね。この会社・組織に育ててもらったという意識があると根を張り、盤石な組織になっていくと考えます。
■ 募集情報