急成長事業の新卒1期生として、ZEROを選んだ理由と感じる価値
プレイドが2021年4月に立ち上げた事業開発組織「STUDIO ZERO(以下、ZERO)」は、「産業と社会の変革を加速させる」ことをミッションとした事業開発組織です。事業改⾰や組織変⾰に関する企業ニーズの⾼まりもあり、2023年度には昨対比544.1%の売上高を記録するほどの急成長を遂げ、組織の拡大や人材への投資も強化し始めています。またその一環として、新卒採用にも注力しています。
今回は、現在ZEROで内定者インターンとして働き、2024年4月に入社予定の東明幸太と牧野桃子の2名にインタビュー。プレイド・ZEROを選んだ経緯や決め手、現在の業務内容、働く中で得られていることや、感じていることなどについて話を聞きました。
ZEROに惹かれた理由、メンバーの姿勢や掲げるミッション
──まず、簡単な自己紹介をお願いします。
東明:ZEROの内定者インターンとして働いていて、2024年4月にプレイドに新卒入社予定の東明幸太です。現在は、ZEROの「.Gov(ドット・ガブ)」という市民・住民体験(CX : Citizen Experience)という軸で自治体のDX支援に伴走するサービスのカスタマーサクセスを担当しています。
学業では、横浜国立大学大学院で自然言語処理の研究をしています。企業様との共同研究という形で、現場社員から担当部署に届く問い合わせに対して、大規模言語モデルなどを用いて回答するシステムの構築に取り組んでいます。
牧野:2024年4月に新卒入社予定の、内定者インターンの牧野桃子です。私は東明と同じく自治体のDX推進を担当する他、クライアント企業のカスタマーサクセスや、ZEROの新卒採用プログラムを企画・運営しています。
現在は上智大学の外国語学部フランス語学科に所属していますが、私はどちらかというと大学よりも、インターンに集中した大学生活を送っていました。これまでにZEROを含めた4社で5回のインターンを経験しながら、SNSマーケティング、コンサルティング、採用広報等などを学んできました。その後はフランスに1年間交換留学し、現在に至ります。
──二人がプレイドという会社を知ったキッカケは何でしたか?
牧野:私が最初にプレイドという会社を認知したのは、「Forbes Japan」を読んでいた際に見つけた『日本で最も影響力のあるベンチャー投資家ランキング2022』からです。そこで上位にランクインしていたベンチャーキャピタリスト数人が、主力投資先としてプレイドに集中投資していたことを知り、会社の詳細を調べ始めたのがキッカケでした。
調べていくうちに企業や事業の概要、注目される理由などは理解したのですが、同時にテックカンパニーであるという印象を強く受けました。「きっと主にエンジニアが活躍する世界で、私の活躍や成長の機会は少ないんだろうな」と思い、当時は選考を受けようとは全く思っていませんでした。ただその後、インターンのスカウトをいただいたんです。以前自発的に興味を持って調べた会社からのスカウトに驚きつつ、「自分のイシューを見つける」というテーマが面白そうだったこともあり、「自己成長のためにも受けてみよう」という気持ちで参加しました。
インターンで驚いたのが、「プレイドメンバーが誰も、プレイドについて推してこない」ということです。これは他社の方々とのコミュニケーションとは全く異なる状況で、プレイドの人は学生の課題・未来に向き合うというスタンスが強かったのが印象的でした。フィードバックの際にも、「この会社とは関係なく、自分が本当に成し遂げたいことはなんだろう?」「見つけたイシューを成し遂げるためには、どの業界で貢献するのが自分にとってベストだと思う?」など、プレイドとは直接関係ない論点であっても、私を含む参加者の未来のために真剣に悩んでくれる姿勢に驚きました。
東明:私は、当時お世話になっていた採用エージェントの方に紹介していただいたことがキッカケでした。自分のやりたいことやなりたい姿をお伝えして、候補として挙げられた中にプレイドがありました。プレイドのミッション「データによって人の価値を最大化する」という言葉にワクワクし、この企業のことを知りたい!と思いました。
情報工学を学び、機械学習関連の研究をやっていたこともあり、データの重要性や有用性などに可能性を感じていましたし、「人の価値を最大化する」という部分も刺さりましたね。趣味や部活などでさまざまな強みを持つはずの先に就職した友人たちから、「仕事が面白くない、仕事行きたくない」などの話を聞いて、「この人たちは強みを持っていて、それには価値があるし、活かし方次第で仕事も楽しいものになりそうなのに」と悔しさを感じていました。
正直最初にしていただいた会社説明では、プレイドの主要プロダクトである「KARTE」が何なのかの理解すら曖昧なままでした。ただ、会社説明の最後に出てきたZEROの取り組みについて端的に書かれたメッセージ「ZEROとは、産業と社会にとって象徴的な事例を創出する事業開発組織です。日本を代表する大企業や地域経済を支える中小企業、スタートアップ企業、行政・公的機関などのパートナーと共に、顧客視点の事業創出によって産業と社会の変革を加速させていきます。」という言葉に惹かれたんですよ。
実は、父親が金属リサイクルの中小企業を経営していて、将来的にはそこを継いで大きくしたい、世の中を変革するような企業にしたいと思っています。そのために経営や事業づくりを学びたいという気持ちがあって、特に「中小企業」と「産業と社会を変革」というワードに自分との重なりを感じました。
会う人全員にワクワクできた、意味のある失敗ができそうな環境
──最終的にプレイドに入社をすることを選んだ理由や、結論に至るまでに考えたことを教えてください。
東明:面談でお会いした人全員にワクワクできたことですね。特にZEROの事業責任者の仁科さんとは面談が2回あったのですが、とにかく学びが深すぎました。もっとこの人から学びたいし、特に経営を学ぶならこの人のそばにいたいと心から思えましたし、今でも強く思っています。
あと、プレイドの代表の倉橋さんとの最終面談も印象に残っています。なぜ今、人の価値が最大化されない状況が存在するか、そもそも人の価値が何なのかなど、自分の解釈を踏まえて質問した時に本気で自分に向き合って回答をしてくれているし、ミッションへの本気さを感じたことが印象に残っています。それに加え、メンバーを社員ではなく仲間として捉えて、純粋にミッションを追いかけている姿勢もかっこいいなと感じました。この船長の船に乗りたいと思いましたね。
お二人だけではなく他のどの方と話していても自分を受け止めてくれるし、ワクワクが生まれる方しかいなかったです。目的思考を持ち、燃え方は違えどミッションに向かって本気で燃えていて、自分の夢の話にも真剣に向き合い納得いくまで話してくれて、会う人全員が魅力的な方々でした。毎回面談を終えるたびに、既に高かった志望度がさらに上がっていきました。
この人たちと一緒に働くことで、自分の達成したいミッションに近づくと思えたので、プレイドを選びました。
牧野:私はインターンに参加した後も、実は選考に進む意向が当時は全くなくて。インターンとしては成長を感じたのですが、「自分がこの会社で本当に輝ける」というイメージが当時は沸かなかったんです。そのため、その後も就職活動を続けていたのですが、10月頃にとある会社から内定をいただいた時、自分の中で「何か違う」と、直感的にモヤモヤし始めて。このまま結論を出すと一生後悔すると思い、そこから「本当に自分がやりたいことは何だ?」と改めて内省し始め、周りに流されないためにも、年末まで就職活動を止めました。
就職活動を止めてからは、2ヶ月程かけてさまざまな人と出会い、街を歩いたりしながら、「自分が本当に課題に感じているものは何か?未来の日本に何をもたらしたいか?」ということをひたすら考えていました。そして内省する中で、私の未来課題は「人生を通して、日本の文化事業の素晴らしさを国民に自覚してもらうことで、日本全体の自己効力感を上げること」だということが分かったんです。日本の文化事業への興味が強くあることに気づきました。
現在の日本では、世界に誇れる産業が次々と減り、円安や海外からの労働者減少が加速が予測されていることもあり、今後ますます観光事業の重要性が上がると言われています。そうした中で、私は観光事業だけではなく、日本の文化・価値観に注目した「文化事業(伝統産業や大衆文化注力事業など)」をより重視すべきではないか、と考え始めました。また、そうした結果「日本の伝統・現代文化、および独特の価値観の素晴らしさを日本人自身が自覚し、誇りに思えるような社会」を作りたい、それによって日本人の自国に対する自己効力感を高めたいと考えるようになりました。
この想いを持った上で就活を再開したところ、自分のやりたいことの実現や、そのための成長や経験が得られる環境の一つとしてプレイドが当てはまることが分かったんです。そこで選考を受けたいと連絡しようとしたちょうどその日、プレイド側から選考の連絡をいただいたことで、「やはり何かご縁があるのかもしれない」と感じました。それから選考に進み、最終的には東明と同じく人が決め手になりました。
面談でお会いした方は、どなたも優秀であるにも関わらず、新しい物事に対しては謙虚に取り組む姿勢があり、古い考え方に固執せず、思考のアップデートを常に行っている姿が素敵だと感じました。就活の中で、「どこで成功したいか?」よりも「誰とだったら、たとえ失敗しても後悔しないか?」というスタンスを個人的に大切にしていたのですが、プレイドであれば成功への過程として、意味ある失敗や後悔もできそうだなと感じたんです。
──プレイドやZEROには、中途入社のさまざまな経験・スキル・キャリアを持った人が多く働いていると思いますが、ハードルやプレッシャーは感じませんでしたか?
東明:周囲のメンバーは本当に経歴も実力もすごい人たちだと思います。ハードルやプレッシャーは感じますけど、学びのチャンスだと考えていますね。こんな人たちと働けるなんて幸せという思いやワクワクでいっぱいです。学びまくって成長してやる!ということしか考えていなかったですし、今もそのマインドは変わっていないですね。基本的にポジティブなんです(笑)。
牧野:最初にメンバーの経歴を知った時は驚きました。取締役や社内起業を経験している人だけでなく、財務省で働いていた人など、これまでのインターン先では出会わなかったような、いたとしても直接関われなかったような経歴の方々がたくさんいて。私もプレッシャーを感じてはいますが、むしろこんな豪華なメンバーと、重要なお仕事にインターン時からも携われて幸せだな、という気持ちが勝っています。
東明:実際、学びが本当に多いです。提案資料の作り方や、お客様とのやりとりの仕方や所作など、社会人としての業務スキル部分はもちろん、仕事やキャリアに対する考え方、メンタル面まで、多岐にわたる学びを得られています。ZEROメンバーはもちろん、普段の業務では直接関わらない他のメンバーとも1on1の機会などもたくさん作れていて、多様な考え方や言葉のインプットとアウトプットを繰り返すことでより良い自分を目指しているという感じです。
他にもオススメの本を教えてもらえたり、Slackに悩みや感じたことを書き込むと、それに対して先輩たちがどのように考えているかとか、「こうするといいかも?」といったフィードバックをもらえたりするのは嬉しいですね。「フィードバックはギフト」だと思っているので、いろいろな反応を積極的に自分に向けてくれるのは幸せな環境だと思っています。
この年次や立場で多種多様な経験や実績がある方たちと関わり、同じ時間を過ごすことができる環境は他にはほとんどないだろうと思っています。日々、学びを得られていることがやりがいですし、自分に任せてもらえる裁量も大きいと思います。ほとんどのケースでわかりやすい正解がないのが当たり前の仕事ですし、将来経営をすることを意識する身としては、正解がない世界に早い段階で入り、いろいろ任せてもらえる部分があるのは、意味ある学びばかりだと感じています。
牧野 : 私はこれまで関わった環境では得られなかった、事業者視点のフィードバックをもらえるのが刺激的で、同時にありがたいと感じています。これまでの経験では、同世代が多い会社で、同じ視座を持って、共闘しながら事業内容について考えることが多かったんです。ZEROには、多彩なキャリアや観点や強みを持った歴戦の先輩が沢山いらっしゃるので、多角的な視点や思考方法を学べていると感じています。中途採用の方が多い環境に不安を持つ人もいると思いますが、自分としては、生の経験を直接たくさん聞けるメリットの方が大きいですね。
東明:ただ、学んでいるだけではだめなので、貢献への課題も感じています。自分にしかできない部分での貢献を具体化していかなければいけないと思っているのですが、まだまだ試行錯誤を繰り返しています。
新卒として「プレイドやZEROの文化」を作っていくこともミッションだと思っているので、日々「プレイドらしさ・ZEROらしさとは何か」「どうしたらそのような文化を継承していけるか」を考えているところです。周りの方々の言動を自分なりに理解して言語化していくことや、それに加えて、ミッションに本気で共感した自分を不必要に変えずに、自分たちの強みをもっと伸ばした結果、文化を作るというところに繋がるではないかと思っています。
前向きに積極的に率直に、発信して反応や学びを得ることが大切
──現在の業務内容について教えてください。
東明:「市民・住民体験(CX)起点の伴走支援で 交流・関係・定住人口増加に貢献する」というミッションを掲げる「.Gov(ドット・ガブ)」事業を主に担当していて、データドリブンかつ市民・住民体験思考を基にした自治体活動が実現できるように伴走支援を担っています。
KARTEを一つの手段として自治体のWebサイトにアクセスする市民の体験をより良いものにするために、どのような人にどのような情報をどんなタイミングで、どのように提供できると良いかなどを考え実装を支援しています。
具体的な業務としては、定例会議などでWebサイトや関連する業務に対する課題感を引き出し、そのまま受け取るのではなく課題の整理に努めます。その上で、KARTEでできるか、KARTE以外でやる方法はないかと考え、できるだけ本質的な課題解決につながるような施策を検討し、実行に移していきます。施策の設計段階では周囲に頼ることも多いです。KARTEであれば自分一人で実装を行うこともありますし、徐々に自分でできることを増やしながら進めています。
実装した後で効果を分析・報告し、さらに新しい仮説を立てて新たな施策を実装することを繰り返しています。クライアントとなる自治体の担当者様とともに、顧客である市民の目線でどんな価値を生み出すべきかを、日々議論や試行錯誤をしながら伴走支援しています。
牧野:私は東明よりも広範囲に携わっていて、.Govの業務に加え、民間企業のカスタマーサクセス、新規事業プロジェクトの伴走などを行っています。また、これまでの経験を生かした支援をさせてもらう機会も多く、SNSのコンサルティング業務の他、新卒採用プロジェクトも担当しています。
例えば民間企業への支援だと、クライアントが課題として見えていないものをヒアリングすることで整理したり、「顧客(エンドユーザー)との関わり方が分からない」というクライアントのために、私たちでインタビューを行ったりしています。また、必要によってはKARTE活用を提案し、顧客体験をより良くするための動線作りや、仮説検証などを行っています。
新卒採用については、ZEROとしても今後新卒メンバーを増やしていきたいという強い意向があるため、事業責任者から事業戦略やビジョンをヒアリングしつつ、プロジェクトとしての予算のかけ方を考え、具体施策の企画・実行を担当しています。また、ZEROの業務をベースにしたインターンシップの企画から当日の進行や評価点の策定、Wantedlyの施策運用なども担当しています。
さらに.Govについては、コロナ禍を経てWebサイトで提供する情報の個別最適化の必要性を感じた自治体と共に、Webサイトにおける市民体験を向上させることを目標とした業務に関わっています。言い換えると、窓口などでオフライン対応をしているサービス・業務を、Webサイトで完結できる世界に作り上げるための具体施策を考えています。
具体的な業務イメージとしては、たとえば子育てにおいて、どの年齢のお子さんを持った方が、自治体に対しどのような情報を求めているのかを知るために、KARTEで動向を調べ、レポーティングをしています。設定した施策によって、アクセスした人が意図通りの動線で情報やコンテンツに辿り着き、かつ、来訪した目的を果たせているかなどの観点で効果測定をしています。また、アンケートを取ることで、私たちが想定していた課題と、実際にユーザーが感じている課題に差異はないかなどの調査もしています。そして、得られたデータを元にWebサイトのアクション機能を設計・実装することで、自治体に来る問い合わせ件数を削減したり、Webサイト内の課題を見つけて構造やコンテンツの改善に繋げたりしています。
──働く上で意識していること、働く中で感じることなどはありますか?
牧野:意識していることは、「とにかく前向きに、かつ積極的であること」ですね。また、年齢や役職などに関わらずを問わず、疑問に感じたことは積極的に議論し、課題解決のためにひたむきに取り組むこと。これは自己成長という観点だけでなく、事業や顧客への貢献という意味でも大切だと感じています。
あと、もう少し細かい話かもしれませんが、自分の思いを迷わず声に出すことも大切だと思っていて。例えば私の場合、SlackをXのように自分の思いや疑問を吐露する場として活用しているのですが、日常で感じたことを呟くと、知見豊富なZEROメンバーがフィードバックしてくれるのがすごく面白くて、何より嬉しいんです。おかげで自分の中でどんどん知識が溜まっていくのを感じますし、プレイドメンバーと思いがけない接点ができるので面白いですね。それがランチに繋がったり、1on1に繋がったりもしています。
東明:私が意識していることも近いですね。自分の思ったことを率直に言うことは本当に大切だと感じています。今の私だからこそ感じる違和感など、自分にしかない観点や感覚もたくさんあると思います。それを伝えることで何にどう影響を与えるかはわからないですが、発信しないことでは何も生まれません。たとえそれが間違っていても、目の前の会話でプラスにつながらなくても、発信することで間違っていることがわかったり、何か気づきを得られたりする可能性もあります。まずは発信してみて反響を得る、それ自体が学びになると思って、自分の感覚を信じて意識的に発言しています。
人に頼ることも大切だと思っています。まずは自分で考えることをしますが、それだけでは課題を乗り越えるには力不足なことが多いです。せっかく周りに頼りになる方々がいるので、自分が考えたことをぶつけてフィードバックをもらいながら進む方が早く大きく前に進める。目の前の課題を乗り越えるだけではなく、自分自身の成長のためにも、素直に人を頼ることは今後も意識的に続けていきたいです。
牧野:あとは、良い意味で「仕事を仕事と捉えず働く」というマインドセットがあると思います。「仕事だからこうしなければいけない」とか「クライアントを喜ばせないといけない」ということではなく、「このプロジェクトを通して、何が本質的な貢献で、ZEROはこのプロジェクトを通してどうなりたいのか?」とか「エンドユーザーが幸せになるには、どうしたらいいのだろうか?」ということを、自分ごと化して考えて仕事ができるのが楽しいですね。
答えのない道を開拓していくことが多いので、どうしても目先の取り組みに目を向けてしまいがちになりますが、ZEROにいると「そもそも私たちは何がしたいんだっけ?」と本質的な意識に戻れる気付きを得られることが多い。東明にフォローしてもらって気がつくことも多いんです。同期に違う視点を持つ仲間がいることの有り難みも、毎日のように感じています。
社会人一歩目として最高の選択、まずは圧倒的な成果から
──これまでを振り返って、プレイドやZEROを選んだ自分の決断について、率直な想いを聞けますか?
東明:非常にいい選択をしたなと思っています。ZEROという今まさに急速かつ大きな成長をしている組織で、新卒1期生として入れたのはタイミングも含めて自分にとって幸運でした。知識、スキル、マインドなどあらゆる観点で自発的な成長が求められるし、経験や実績に関わらずさらなる成長や成果に貪欲な人たちと一緒に働ける。そのように常に高い視座を求められ挑戦させてくれるZEROは、私の一歩目という観点では最高の選択だったと思っていますし、最高の選択だったとより強く言い切れるようにがんばります。
牧野:「あの時一度足を止めて、自分について再考したのは間違いではなかった」と感じています。プレイドを、ZEROを選択したのは私にとっても最善の選択でした。ここでインターンを始めてから「毎日楽しそうだよね」とプライベートで言われることも多くなりました。
自分の魅力を最大化するには、自力でどうこうするよりも、引き出してもらう環境に身を置くことが最も大切であると考えています。ここに来てからは、自分が今まで長所だと自覚していなかったものを引き出していただくことが多くなり、成長と同時に自信をつけられるようになりました。ZEROという環境はこれまでの人生でも、これまでのインターン先や会社と比べても、今までになく新しい引き出しを開けてくれた場所ではないかと感じています。決して楽とは言えない、プレッシャーが多い環境ではありますが、自分が最高に輝ける環境を選べたと断言できますね。
──どういう人にはZEROという環境が向いていると思いますか?
牧野:ZEROはあらゆる業界の多様な課題を、経営に近い立場から触れることができる組織です。広く捉えると日本社会を把握できる力や機会が得られるということなので、将来起業を考えている人や経営視点で物事を見てみたい人、いつか「自分自身で事業開発をした」という実績を作りたい人にとっては、うってつけの環境だと思います。
東明:おそらく私たち二人に共通しているのは、受け身ではなく能動的に挑戦し、挑戦によって生まれる苦労を成長チャンスだと捉え、ワクワクできるマインドを持っているというところだと思います。将来経営や事業づくり、成し遂げられるかわからないほどの夢があって、本気で叶えるために挑戦し、常にレベルアップをしたいと思う人はZEROに合うんじゃないかなと。そんな人と出会えたら嬉しいですね。
──将来成し遂げたいこと、そのために考えていることを教えてください。
牧野 : まず、30代になるまでに圧倒的な実績を一つでもいいから残したいと考えています。30代は、知識やスキルを蓄えた上で、本格的に走り出す時期。そのためには、20代で圧倒的に努力して結果を残し、助走をつけておきたいんです。気力だけでなく、体力もある今の時期にがむしゃらに走っておきたい。助走がつけられた分だけ、30代以降で自分自身の価値を実感し、自信を持って歩けるようになっているはずです。
また、圧倒的な実績を残す過程で、優秀な仲間たちや知り合いとの関係性も強固にしていきたいですね。実際、世の中にある仕事の多くは、人と人との繋がりや、信頼が積み重なって生まれたものだと実感しています。20代のうちに実績を作ることで、自分の周辺の輪を広げていき、それをまた実績や価値につなげていきたい。まずは実績をつくることで、良い循環を自分起点で作っていきたいです。
東明:これは私の持論ですが、人は自分がやりたい!と思っていることを選択し続けることが幸せに繋がると思っています。ですので、「これ”で”いい」という選択ではなく「これ”が”いい」という選択をし続けられる人が溢れるような世界を作りたいです。そんな自分のミッションはZEROのミッションである「産業と社会の変革を加速させる」ことで近づき、プレイドのミッションである「データによって人の価値を最大化する」ということに繋がっていくと思っています。
その上で今に集中して、目の前にある重要なことを正しく把握して、正しい努力をしていきたいという思いもあります。圧倒的な成果を出すために死に物狂いで挑戦をし続けることや、環境にこだわって自分の強みを伸ばし、圧倒的な成果を出せる人間になります。そして、経営や事業づくりをして、自分自身のミッションや実現したい社会を作っていけるような人間になっていきたいですね。
牧野:ZEROをどうしていきたいかという観点では、まだまだ文化のベースを作りつつある段階だと思っていますが、将来的にはただ真新しいだけではない、洗練された価値観を作る組織にしていきたいです。どういうことかというと、私たちのような新陳代謝によって文化が循環する一気通貫型の組織ではなく、新陳代謝と今いるメンバーたちが培ってきた知識を交えることで、文化が更新され続けるようなイメージ。そのためにも、既存の常識や文化に対し一石を投じる開拓者のような役割として、新卒が活躍できるような環境づくりをしていきたいです。
──最後に、個人的なZEROの推しポイントを教えてもらえますか?
牧野:メンバーたちがとにかく前向きなところですね。後ろ向きに考える人を見かけないというか。もちろんリスクの判断をしっかりして止めることはありますが、やる前から後ろ向きな人はおらず、ちょっとしたアイデアを口にしただけでも、「なになに、それ聞かせて!」とメンバーが目を輝かせてくれることがほとんどです。誰もが「いいチームだな」と感じるはずです。
東明:一体感というか、ZEROにいる全員がミッションに対して、時に団結しながらも個々が全力で走っていることですかね。互いを認め合い、顧客目線を強く持ち、本気のワクワクを追い求めて未踏の地を探索している感じがあります。自分の意志と考えをさらに昇華させてより良い価値を生もうとしている。ここだからこそできる体験、成長、ワクワクがあると信じています。
牧野:いい意味でプライドや慢心が強くなく、新しい物事に対して謙虚な姿勢があるんですよね。知らなかったことや失敗したことがあっても、どのメンバーも「いい学びだったな」というマインドで昇華していくのが素敵だなと感じています。会社としても事業としても、そして個人としても、肩を組んで一緒に前に進めようとする温かい雰囲気が大好きです。