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成長のための難易度の高い環境、幅広いアクションを。Talent Acquisition大海玲菜のキャリア

プレイドでは、基幹プロダクトであるKARTEを中心に、さまざまなシーン・領域においてCX(Customer Experience)を向上させるプラットフォームとして、マルチプロダクトを展開しています。

今回は、マルチプロダクト展開を組織視点から支える、プロダクトサイドの採用担当の大海玲菜(おおがいれな)に、これまでの自身のキャリアやプレイドで働く中で感じることなどについて聞きました。


東日本大震災をきっかけに芽生えた、キャリアへの想い

──まず、簡単な自己紹介と学生時代に何をやっていたのかを教えてください。

プレイド入社から一貫して、エンジニアやプロダクトマネージャーなどを含むプロダクトサイドの採用に主に従事しています。最近は「同じチームで働く仲間は、自分で探したい集めたい!」と思い立ち、採用・人事を含むいわゆるコーポレート部門のポジションの採⽤も担当しています。

私は福島県出身で、中学3年生の時に東日本大震災がありました。当時、長期ボランティアとして私達家族のサポートをしてくださった弁護士団体の方々に感銘を受け、「将来は、彼らのように多くの助けになるような大人になりたい」と思ったことを覚えています。

新卒の就職活動では「課題解決」をキーワードに、コンサルティング業界やIT業界の大手企業を中心に検討し、一度はコンサルティングファームへ内定承諾しました。ただ、知名度であったり、震災もあった中で育ててくれた親を安心させたいという想いで志望していたのが正直な本音で、周囲の友人や後輩が将来やりたいことを熱量持って語る姿に触れることもあり、進路選択にモヤモヤ感を抱えていました。

自分の就職活動は一段落し、後輩にアドバイスをするシーンや相談が増えました。しかし、私自身は大手企業しか見ておらずコメントに困ることもあり、引き出しを増やしたいと思っていたときに、経営者インタビューのサイトを運営していたオンリーストーリー社のインターンシップ募集を見かけました。実際に中小やベンチャーと言われる企業の経営者の話を聞いて情報に触れ、後輩に還元しようと思って応募したのですが、最終的にそのオンリーストーリー社に新卒入社することになります。

長期インターンとして働く中で、代表から直々にパワーポイント50枚に渡って、私がオンリーストーリーにできること、オンリーストーリーが私にもたらすことを語ってくれたんですよ。「これからのキャリアを含めて、ここまで自分を必要としてくれる会社に出会うことはないかもしれない」と感じ、進路を変更する決断をしました。

「100名の壁」から感じた、企業成長を支える人事への成長意欲

──そこから、プレイドへのジョインを考えたのは、どのようなきっかけでしたか?

前職に入社してから約5年の期間で、私は主にCustomer Successと人事に携わっていました。特に、採用担当としては新卒採用の立ち上げに関わり、資金調達も追い風に幅広いポジションの採用に関わるなど、とても充実した経験を積むことができていました。

ただ、会社が成長を重ねていくうちに、自分自身の未熟さを感じるようになりました。会社として、いわゆる「100人の壁」を超えようとするフェーズ。採用担当としても未知かつ高い目標があるような状態で、当時私は人事責任者という肩書になっていたのですが、果たして適任なのだろうかと考えるようになったのです。

高い目標に挑むためには、その経験や実力がある人が組織を率いる方が良いと私は考えていて、当時の自分の力では胸を張って解ききれると言えないイシューが多くあることを感じていました。実力不相応なまま肩書を持つよりも、より自分にとって現実的で、かつ難易度が相応に高い環境でまだまだ修行する段階だと思い、転職を決意しました。

ゴールのワクワクさと、成長機会の多さに魅せられ、プレイドへ

──その想いがプレイドに繋がったのは、どのような経緯だったのですか?

実は、プレイドとの出会いは本当に偶然でした(笑)。業界調査程度の気持ちで登録した採用媒体で、たまたまスカウトを受け取ったのです。

当初は「転職意欲は低い」とはっきりお伝えしていたのですが、面談をするにつれて興味が生まれていきました。「データによって人の価値を最大化する」というミッションに惹かれたこともありますが、面談の中で採用チームのイシューボードも見せていただいたのが印象的でした。

KARTEを中心に複数プロダクトを展開・成長させていくフェーズを迎えたことで、プロダクトごとに異なるチーム規模や採用要件が求められ、新しい部署立ち上げに必要な優秀層のピンポイント採用なども必要でした。そして、そのためにも次々と新しい採用手法を試みなければならないタイミングでした。その先に会社が目指す世界観や事業戦略、それを形成する組織戦略などを聞く中で、入社後の面白さを感じ、転職を決意しました。

様々なフェーズの組織と、それぞれワンチームで動くおもしろさ

──実際にプレイドに入社してから、どのような業務に関わってきたか教えてください。

まず、現場を理解したいと思い、ビジネス職と同じオンボーディング内容を受けて、KARTEなどのプロダクトの仕様や特徴、会社全体の雰囲気をキャッチアップするようにしました。2ヶ月目以降にプロダクトエリアの採用担当として本格的に稼働し始めることになったのですが、ちょうど同じタイミングで、マルチプロダクト展開の強化に向けてプロダクトサイドの組織自体も大きく構造を変え、プロダクトごとに組織分化されることになりました。

プロダクトのフェーズごとが異なれば、当然組織規模も異なり、求められる人材要件も該当組織として候補者に訴求できることも違ってくる。その中で、各事業部の現状と中長期的なビジョンをまとめ、人員計画に落とし込み、ポジションの魅せ方を設計していきました。とても難しいことですが、マルチプロダクトを展開する会社でしか経験できないことで、今でもとてもエキサイティングに感じています。

2年目からは、当初は一時的な組織として活動していたEM(Engineering Management)チームが正式な部署となり、プロダクトサイドの組織からも採用の活動・窓口を担う担当者がアサインされ、他組織とも協力しながらオンボーディングなどにも従事するようになりました。マルチプロダクト展開やグループ会社との連携の影響もあり、今はコーポレート部門の採用まで、活動範囲を広げています。

人事としての成長を握る、コーポレートアクションの豊富さ

──プレイドで働いてみて、率直にどうですか?

前職時代に抱いた目標に向かって、日々前進できている実感があります。プレイドに入り、みんなで共通の大きな目標を追いかけるワンチーム感や熱量を感じ、改めて「自分はベンチャーが好きだな」と再認識しました。

プレイドのおもしろい部分は、何といってもコーポレートアクションの多さです。採用組織のミッションは、プロダクト立ち上げやグループ会社設立といったコーポレートアクションに合わせて変化するため、プレイドは一社にいながらさまざまなロールを主体的に経験できることが、最大のおもしろさだと思います。

また、その中でただ採用担当としてのスキルを磨くだけではなく、会社や組織、プロダクトの成長に必要なことを一緒になって考え、取り組んでいく。その一連のプロセスそのものに楽しさが詰まっているのが、最大の魅力だと思います。個人的にはそんな環境を楽しめる、楽しみたい人に、心からプレイドをおすすめしたいと思います!