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PLAID's Designer

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プレイドのデザインに対する取り組みや、注目しているテーマに対する有識者インタビューなどを綴っていきます。
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記事一覧

PLAID Design Advent Calendar 2024 の舞台裏

こんにちは、プレイドのコミュニケーションデザイナーの右田 @miggy です。アドカレ大臣をしていたものです。 今日は無事にみんなで PLAID Design Advent Calendar 2024 を完走できたので、アドベントカレンダーを振り返りたいと思います。 アドベントカレンダーは突然に数年前まではプレイドのプロダクトチーム全体でアドベントカレンダーをやっていましたが、いつの日かデザイナーだけでやりたいと思っていました。 昨年の段階で25名揃っていなかったですが、デ

追い込まれた時、どうするべきなのか

2024年11月18日に入社したプレイドのコミュニケーションデザイナーのpenpenです。 プレイドに入社して約1ヶ月が経ち、まだ地に足がついていない部分もありますが、これからデザイナーとしてさまざまな挑戦に取り組み、活躍していきたいと思っています。 現在、オンボーディング担当者の方やサポーターの方のサポートを受けつつ成長している私ですが、今後はさまざまな壁にぶつかり、難易度の高い挑戦が増えていくと感じています。 その中で、自分を追い込んでいく場面も多々発生すると思います。

プレイド社内のデザインアセットや資料ポータルを整備した話

こんにちは、コミュニケーションデザイナーのsngmtです。 今回はデザイン組織のユニットとして取り組みを行ったプレイド社内のデザインアセットや資料ポータルについてまとめました。 デザインアセットや資料ポータルを整備した背景私は10年以上プレイドのコミュニケーションデザイン領域のデザイナーとして活動していますが、あらゆるメンバーがデザインや資料作成においてコラボレーションする機会が増えてきたことで、膨大な情報が蓄積されるようになりました。 作成されたデザインの管理がカオスな

育休復帰したデザイナーが考えたファミリーデイのデザイン

こんにちは。プレイドデザイナーのきっしー(kiccy)です。 1年8ヶ月の産休育休を経て、今年の4月に復帰しました。 産休前と同じくコミュニケーションデザインチームに所属しており、現在は主にコーポレート周りやKARTEのマーケティング領域のデザインを担当しています。 復帰して8ヶ月、プレイドファミリーデイのデザインを担当するに辺り、「意識したこと」「得た学び」について書きたいと思います。 なぜファミリーデイに手を挙げたのかまず、ファミリーデイとは何か。 メンバーは嬉しいこと

コムデディレクターと「4歳の壁」へのコミュニケーション反省会

はじめにみなさま、はじめまして。プレイドでコミュニケーションデザインのディレクターをしている ふじいたかし です。 元々「年間300件超の依頼をさばくコムデディレクターの頭の中」と題して考えていたのですが、このテーマだと自分が読みたくはならないかもな…と感じてしまいました。そこで、私自身が最も関心を持っている子育ての経験、特に「4歳の壁」と、仕事における気づきを結びつけてお伝えしたいと思います。 わたしは私はWeb制作会社でフロントエンドエンジニアを数年経験したのち、ディ

美大の講師を経験してUXデザインを学び直した話

2024年春、女子美術大学に新設された「共創デザイン学科」でUXデザインの非常勤講師を務めました。その経験から、講師を始めることになったきっかけや授業の内容、そして自分が得た学びについて振り返ります。 女子美術大学で非常勤講師を始めたきっかけきっかけは、プレイドの同僚から「美大でUXデザインの講師をやってみませんか?」と声をかけてもらったことでした。その後、女子美術大学で新しく設立された「共創デザイン学科」の学科長の松本先生と話す機会をいただきました。 松本先生の「多様な領

生成AIの体験デザインのすゝめ──ユーザーの意図理解からUI展開まで

こんにちは、最近生成AI関連のプロジェクトに関わり始めたデザイナーのしょうです。今回は個人的な学習を兼ねて、生成AIによるユーザー体験デザインのポイントを整理してみました。 生成AIはこの2〜3年で、テキストや画像、音声、コードなど、あらゆる情報を高速かつ柔軟に生成する技術へと進化しています。その一方で、ユーザーが「AIに何ができるのか」「どのように使えばよいか」を直感的かつ自然に理解できる体験をデザインするには、さらなる進化が必要です。本記事では、そうした課題に対する基本

Figma Dev Modeの基本と実践:デザイナーとエンジニアのための機能ガイド

「PLAID Design Advent Calendar 2024」の5日目の記事です。 Figma Dev Modeは、2024年2月1日に正式リリースされたデザインとコード開発を橋渡しする画期的な機能です。社内で Dev Modeについて共有する機会がありましたので記事にもまとめてみようと思います。皆様の参考に少しでもなれば幸いです。 ※この機能は有料プランでのみ利用可能であることに注意が必要です。チームの規模や開発ニーズに応じて、導入を検討してみてください。 0.

デザイナーが繋ぐ新規事業の成長ストーリー

こんにちは。プレイドでデザイナーをしております、megこと渡部と申します。「KARTE Blocks」というプロダクトを担当しています。 UIデザイナーとは何か?役割や必要なスキルとは?こういったテーマは各メディアでよく取り上げられています。私も魅力的な記事に触れるたびに、その表現力にいつも感心しています しかし今回は、私が新規事業の中で実際にやってきたことを、逆に「具体的に」お伝えしたいと思います。「あるある!」と共感していただいたり、何かの参考にしていただければ幸いです

制作会社から事業会社へ転職したデザイナーが直面したギャップと気づき

この記事は PLAID Design Advent Calendar 2024 18日目の記事です こんにちは。コミュニケーションデザイナーの丑澤です。10月に株式会社プレイドへ入社し、もうすぐ3ヶ月が経ちます。 前職では、Web制作会社にて様々な業界や規模のWebサイト/広告のデザイン制作に携わっていました。 これまでのキャリア制作会社の前はSaaSのスタートアップでカスタマーサクセスをしていました。途中デザイナーを目指すため土日にデザインスクールに通っていた時期があ

デザイナーがデザイン以外の領域に越境したらデザイン力が上がった話

デザイナーの石垣(@ishigakijunichi)です。株式会社プレイドでKARTE Webのプロダクトデザイナーをしています。 デザイナーが境界を越えるとき、何が変わるのか2024年 年始の書き初めで「越境」と掲げました。事業やプロダクトが成熟する過程でも、境界を超えて役割を広げることでスピーディに価値を届けたいと思い、今年のテーマとしました。 デザイナーの越境というと、プロダクトの仕様を決めるPdM的な役割や、フロントエンドのコードを書くデザインエンジニアの役割をカ

双子パパのデザイナーがキャリアと向き合う話

株式会社プレイドのコミュニケーションデザイナーの渡辺です。 今年の11月にジョインしたてほやほやです。 ひとりのデザイナーが何を考えいまに至るのか、何を思って生きていくのかを、子育てとキャリアの視点で、なるべく赤裸々に書かせていただきます。 デザイナーとしてのバックボーン大学卒業後、大手広告代理店のもと制作会社でグラフィックデザイナーを7年ほど。忙殺!忙殺!忙殺!の修行の日々でした。この経験が、いま思えばキャリアと向き合うはじめのきっかけだったように思います。 その後受

なんか動かしたい部 活動報告

こんにちは!プレイドでデザインエンジニアをしている@t32kです。今日は、デザイン部門で行っている部活動のひとつ、『なんか動かしたい部』についてご紹介します。 『なんか動かしたい部』とは?プレイドのデザイン部門には、有志で研究や学習を行う部活動があります。我々『なんか動かしたい部』は、名前の通り「何かを動かしたい!」という思いを共有するメンバーが集まり、週1回1時間オンラインで集まって学習を進めています。 活動のテーマはメンバー各自が自由に設定し、アニメーションやインタラ

デザイナーとして自信が持てなかった私を救った「弱い自分を愛でる」という言葉

「デザイナーです」と胸を張って言いたいのに、どこかでそう言えない。肩書きがデザイナーであっても、心のなかで「本当に私はデザイナーと言えるのだろうか。言っていいのだろうか」と問い続けている自分がいました。そんな私が「弱い自分を愛でる」という言葉に救われた話を書きたいと思います。 それってデザインから逃げてるだけじゃないの?今思えば、新卒でWebディレクターを志望していた際に、とある会社の面接官から言われた言葉がずっと胸の奥に突き刺さっていたような気がします。 「うちならデザイ