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PLAID's Designer

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プレイドのデザインに対する取り組みや、注目しているテーマに対する有識者インタビューなどを綴っていきます。
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記事一覧

プレイドのシニアデザイナーからプロダクトデザインの基礎を学び実践したこと

ヒアリングを行った背景プロダクトデザイン(UI/UXデザイン)を行うときに活用できる様々なフレームワークやナレッジが世の中にあるが、「具体的に何をどう業務に活かせば良いのか」をイメージできていないことに課題感を持ちました。 そこで、プロダクトデザインの「基本的なデザインプロセス」について理解を深めたいと思い、先輩デザイナーにヒアリングをお願いすることにしました。 社内のデザイナーの中でも、プロダクトデザインについて幅広く経験されていて体系的に思考が整理されている「uepo

PLAIDのデザイナーは2022年にどんなものを買ったのか

PLAIDのデザイナー @sngmt です。 毎年12月になると「買ってよかったもの」が流れてきて年末の気配を感じますね。 今回、3年ぶりに「買ってよかったもの」をメンバーから募り、まとめました。12カテゴリに分けて、買った(飼った)モノ・コトで得た体験や変化を紹介します。 過去の記事はこちら 1: ガジェット Apple Watch Ultra Apple iPhone 14 Pro 2: パソコン・周辺機器とツール Anker Nano II 65W と Ank

ランチャーアプリ Raycast を使ってみよう

はじめまして!プレイドのデザインチームでデザイン力強化をミッションに、新たな仲間探しや広報などのなんでも屋さんをしている ayacchi ( @222078 ) です 🙌🏻 先日、チーム内の新たな取り組みとして、ゆるくないようでかなりゆるい デザイナー勉強会 をスタートしました。勉強会といってもかなり気軽なもので、ささやかな Tips をシェアしていこう!という方針です。資料などを作り込まなくても良いラフな場にすることで、たくさんの Tips が行き交うのではないかと考えて

ユーザー行動というファクトをもとにプロダクトデザインできる道具を作っている話

デザイナーのsuです。プレイドという会社で「KARTE」という顧客体験を良くするプロダクトのデザインをしています。 この記事ではタイトルにある「ユーザー行動というファクトをもとにプロダクトデザインできる道具」を作っているという話を書こうと思います。 シナリオやジャーニーマップ、ユーザーの行動データをデザインに活用できていますか? 突然ですが、あなたはシナリオやジャーニーマップ、実際のユーザー行動というデータをどれくらい継続的にデザインに活用できていますか? デザイン思考

入社1ヶ月でNotionを使いやすい形にデザインした話

こんにちは、11月にPLAIDにデザイナーとして入社した西山 将平(@24sy___)です。 PLAIDではデザインチームに関連した情報をNotionのページにまとめているのですが、入社間もない自分には欲しい情報が探しにくく、新しい情報もどこに追加すれば良いのかが分からない状態で運用されていました。 そこで、「学習の難易度を下げて、簡単に情報を追加でき、欲しい情報を探しやすい状態」を目指して、デザインチームのNotionを使いやすい形にデザインしました。 本記事では、そ

プレイドでアクセシビリティ勉強会を開催しました!

こんにちわ、株式会社プレイドのデザインエンジニア@t32kです。この度はデザイナーの伊原さんにご協力いただき、アクセシビリティ勉強会を開催しました。デザイナー・エンジニア・ビジネスなど職種またいで20名ほどの参加でした。当日、参加された皆さん、伊原さん、ありがとうございました! 当日の資料これまでの経緯プレイドでは四半期ごと各機能を開発するフォーカスチームとは、別に横串のテーマに取りくむ『組』という制度があります(CI/CD組、セキュリティ組、デザインシステム組など)。そし

0→1のフェーズで複数のユーザー体験をつなぐUIデザインを考える

はじめにこんにちは。プレイドでデザイナーをしている木村です。 今回は立ち上げから2年以上関わってきたプロダクトである「KARTE Blocks」のUIデザインをどう検討し変化してきたのかを紹介します。 全くキレイな話ではないですし記事化のために省略している部分も多々ありますが、プロダクトの立ち上げフェーズでユーザー体験と価値を検証しながらUIデザインをされる方のなにか参考になれば幸いです。 また、この記事は「KARTE Blocksリリースの裏側」という連載シリーズの8日目

15年以上UI・UXデザインしてきた私が、SaaS企業でプロダクトマネジメントに挑戦する理由

デザイナーとプロダクトマネジメントの境界は溶け始めています。「The Product Management Triangle」で描かれたプロダクトマネジメントのカバー領域と、UXデザインがカバーすべき領域の重なりを考えると、自然な流れなのかもしれません。 一方でプロダクトマネジメントも、UXデザインも、一人が担うには領域が広範に渡ります。境界は溶けているものの、どのようにその道程を歩むかはまだまだ探索が必要なフェーズ。先人の歩みを共有することは、デザイナーの可能性を広げるこ

湯を沸かすほど熱い デザイナーの学習体験への想い

こんにちは、お久しぶりです、PLAIDのデザイナーの右田 @miggy です。どうしてもモヒカンにしたいという衝動に駆られ、最近アタッチメント無しでモヒカンチャレンジしました。DIYが大好きです👨🏻 🛠 カスタマーサクセス、特にオンボーディングの奮闘日記を綴ったnoteから1年半以上経っていて、自分の筆不精に愕然としています。 カスタマーサクセスの領域で新たに始めた取り組みについてと、その想いについてお届けしたいと思います。 学習体験を良くする取り組みの話思い描いていた

UXライティングのワークショップをやってみたら想像以上に反響があった話

こんにちは。プレイドでUIデザイナーをしている木村です。 今回はタイトルにもある通り、UXライティングを経験的に学ぶためのワークショップを社内で行ってみたら、想像以上にいい反響があったのでそのことをまとめたいと思います。 何をしたのか 2020年1月に行われたDesign Matters TokyoでSlack社のUXライティングの取り組みが紹介され、そこでUXライティングのワークショップが行われました。 こちらの記事がとても参考になりました🙏 そちらを参考に自分たち

プロダクトを通じてWebデザインの現場の力になりたい話

突然ですが、クライアントのWebサイトを制作していく中でこんなことを感じた時はないでしょうか? 実際に使ってくれているユーザーがわからないサイトの利用者をペルソナとして定めたけど、実際に使っているユーザーがどんな人かわからない。Google Analyticsなどのアクセス解析でPVやUUは分かるけど、結局サイト内で何が起きているかわからない。というもの。 ユーザーの多様性やサイトの持続性を踏まえたデザインが難しい複数存在するユーザー像に対し情報を網羅的にカバーしようとす

論理と直感のデザインアプローチ|Awwwards Conf. Tokyo 2020からの学び

こんにちは。デザインが楽しい木村です。 先月Awwwards Digital Thinkers Conference Tokyo 2020にスポンサーとして参加してきました。 時間がたってしまったのでもうたくさんレポートを書かれている方がいますが、ずっとインハウスデザイナーとしてやってきた自分だから得られた学びもあるかもしれないと思いまとめてみました。 (セッション個別の内容にはほとんど触れないので、個別の内容が気になる方は最下部にリンクをつけたのでどうぞ!) ・・・

一貫したメッセージ・体験とはWebに閉じるものでは無い -Awwwards Conference Tokyo感想-

KARTEを「マーケターのもの」というイメージから更に拡げるため。 エンドユーザーの体験価値を高めるため、同じ想いを持つ制作の方々にもKARTEを知って使ってもらいたい。 という想いの元、PLAIDはAwwwards Conference Tokyoへスポンサーシップさせていただき、1月23日24日の2日間参加してきた。 結論から言うと、KARTEはWeb制作を生業としてきた制作プロダクションにとって「関わるチャネルを拡げていくための足がかりに大いに貢献できる」ことを

PLAIDのデザイナーは2019年にどんなものを買ったのか

2019年もあっという間に終わり、新しい年を迎えましたね。 さて、2019年分もやります!PLAIDのデザイナーを対象に今年一年で #買ってよかったもの を募り、まとめた記事の第二弾です。 2018年はこちら PLAIDのデザイナーは2018年にどんなものを買ったのか 2019年は新メンバーが数名ジョインしデザインチームとしての体制も変化してきています。各々バックグラウンドもライフスタイルも違うので、購入したものや購入を通じて得た体験で様々な変化があったようです。10カテ